EE

教科別対策

EEとはExtended Essayのこと4000 words (日本語だと8000文字) の論文を執筆する科目です。TOKの評価と合わせて最大で3ポイントの加算があります。

学習内容

6つのDP科目のいずれかに関連した内容で、学術的なアプローチとなるものを執筆します。
これは大学での学部研究のために実践的な準備となるほか、自分の関心のあるテーマを深く探求しまとめる良い機会となります。
要注意ポイントは2025年2月から新しい内容のEEが始まり、2027年にFirst Assesmentとなることです。変更点は下記です。

2つの研究経路

今までのEEでは、多くの生徒が1つの科目に集中して内容を執筆していました。しかし新しいEEでは2科目を統合させてトピックを決めることで、より広範囲で柔軟な学術経路に進みさらに複雑な問題や疑問に取り組むことが推奨されます。

Language AとLanguage Bにおけるカテゴリの削除

今まではLanguage AまたはBを選択した場合、3つのカテゴリが用意されその中から1つを選択してトピックを決める必要がありました。しかし新しいEEではこのカテゴリが削除されます。そのことでLanguage科目において、より自由にトピックを選ぶことができるようになります。

Reflectionへの理解の強化

EEの最後には、試験官と10~15分程度のviva voceと呼ばれるインタビューがあります。生徒の学問的誠実さを確認し、成功と困難を振り返り、学んだことについて考えるための時間として設けられます。そして、研究を通しての反省を500wordsで書く必要があります。新しいEEではこの反省部分がより重要視されるようになります。EEを通しての成長や今後の学習への移行などに焦点を当てて書くことが重要です。

試験内容について

全てのEssayは0点から34点の間で採点され、評価区分は下記となります。

A
work of an excellent standard (優れた水準の作品)
B
work of a good standard (良好な水準の作品)
C
work of a satisfactory standard (妥当な水準の作品)
D
work of a mediocre standard (平凡な水準の作品)
E
work of an elementary standard (初歩的な水準の作品)

Assessment Criteriaは下記となります。

Framework for the essay

Research questionやリサーチ方法を行っているか。効果的な枠組みになっているか。

Knowledge and understanding

研究で使用する主題について知識と理解を示しているか。

Analysis and line of argument

エッセイで提示された情報を分析し論じているか。

Discussion and evaluation

調査結果について議論し、エッセイを評価しているか。

Reflacition

執筆にあたっての学習機会の影響が自分自身に与えた影響を評価しているか。

オンライン家庭教師WAM IBコースでのサポート内容

オンライン家庭教師WAM IBコースでは経験豊富な講師が多数在籍していますので、新しい内容をふまえながら指導を行うことができます。
EEで最も重要なのはReserch questionです。だいたい提出の1年前にはこのRQを決めて執筆の準備を始めます。オンライン家庭教師WAM IBコースではRQの決め方なども具体的にアドバイスしながら進めていきます。

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