Japanese A

教科別対策

Japanese AはIBDP科目ではGroup1のLanguage Aに属する科目です。さらにLanguage Aの中でLiteratureとLanguage and Literatureに分かれており、それぞれにHLとSLが設けられています。主に第一言語で履修します。

Japanese A Language and Literature

学習内容

Areas of Explolaration (探究するエリア)と呼ばれる定められた3つの軸に沿って、文学作品の他に広告文、政治演説、新聞記事の分析を行います。テキストの形式的な分析にとどまらず、テキストの意味は固定されたものではなく、社会的背景や文化的背景などによって変化するものであることを認識して学習を行う科目です。そのため、様々な時代、様式、文化における様々なメディアや形式のテキストに触れることが重要です。

レベルについて

HLとSLの一番大きな違いは学習時間です。HLでは240時間学習するのに対し、SLでは150時間となっています。また扱う文学作品の数にも違いがあり、HLで6冊、SLでは4冊を読み、分析を行います。試験内容も異なり、HLにはPaper1とPapaer2に加え、授業で扱った作品について2400–3000文字でエッセイを書く必要があります。国内のレベルの高い大学の文学部の中には、Japanese AをHLで4以上取得することが必須条件になっているところもあるので、進路希望先の条件を確認しましょう。

試験内容について

Paper 1
見たことのない文章についての分析。(SL全体の評価の 35% / HL 25%)
Paper 2
比較小論:学習した2つの作品についての比較小論の執筆。(SL全体の評価の 35% / HL 25%)
HL Essay
自らで決めたテーマについて、学習した作品を用いながらエッセイを執筆する課題。(HL全体の評価の 20% )
Individual Oral
学習した作品を2つ取り扱い、それらを現代のグローバルな問題に結びつける口述試験。(SL全体の評価の 30% / HL 20%)

Japanese A Literature

学習内容

Areas of Explolaration (探究するエリア)と呼ばれる定められた3つの軸に沿って、文学作品の分析に重点を置いて学習します。文学の芸術性を理解し、読書について批判的に考察する能力を養うことが重要となります。
特にポイントとなるのは「prescribed reading list」です。「prescribed reading list」とは、IBプログラムで学ぶ際に推奨されている必読書リストのことで、このリストにある作品に基づいて授業と試験が行われます。このリストには、IBの日本語のコースにおいて学生が読むべき文学作品や書籍、詩などが含まれています。具体的なリストはコースや年によって異なることがありますが、一般的には文学作品、エッセイ、戯曲、詩など、日本語の学習に必要な幅広いジャンルの作品が選ばれます。
prescribed reading listに載っている作品は、IBの試験や評価において、学生がどのように文学を分析し、解釈するかの能力を測るために使用されることが多いです。これらの作品は、学生に深い理解と批判的思考を促し、文学的な知識を深めるための基盤となります。

通常、リストにある本を読むことが求められ、その後のディスカッションやエッセイなどで内容を分析することが求められるため、学生はこれらの本を理解し、批判的に考えることが重要です。

読む作品 SL HL

Prescribed reading listに載っている作家によって書かれた外国文学の翻訳作品
最低でも3つの作品の学習
最低でも4つの作品の学習

Prescribed reading listに載っている作家によって書かれた日本語の作品
最低でも4つの作品の学習
最低でも5つの作品の学習

自由
自由に選んだ2作品の学習
自由に選んだ4作品の学習

レベルについて

HLとSLの一番大きな違いは学習時間です。HLでは240時間学習するのに対し、SLでは150時間となっています。また扱う文学作品の数にも違いがあり、HLで最低13作品、SLで最低9作品を読み、分析を行います。試験内容も異なり、HLにはPaper1とPapaer2に加え、授業で扱った作品について2400–3000文字でエッセイを書く必要があります。国内のレベルの高い大学の文学部の中には、Japanese AをHLで4以上取得することが必須条件になっているところもあるので、進路希望先の条件を確認しましょう。

試験内容について

Paper 1
見たことのない文章についての分析。(SL全体の評価の 35% / HL 25%)
Paper 2
比較小論:学習した2つの作品についての比較小論の執筆。(SL全体の評価の 35% / HL 25%)
HL Essay
自らで決めたテーマについて、学習した作品を用いながらエッセイを執筆する課題。(HL全体の評価の 20% )
Individual Oral
学習した作品を2つ取り扱い、それらを現代のグローバルな問題に結びつける口述試験。(SL全体の評価の 30% / HL 20%)

選択時のポイント

国内大学の中にはJapanese AをHLで履修し、かつ成績を4以上取得していることを必須条件としている大学がありますので、進路希望先の条件を確認しましょう。

オンライン家庭教師WAM IBコースでのサポート内容

オンライン家庭教師WAM IBコースではJapanese Aを高得点で取得した講師が指導するコースがあります。そのため試験までに必ずマスターしなければならない部分を効率的に学ぶことができます。
主なサポート内容は下記です。

Paper 1対策

Paper 1では、所見の文章についての問題が出題されます。そのため、対策は非常に難しいです。しかし、分析において整った内容を書くためには構成メモを作ることがコツです。構成メモの取り方などを重点的に指導し、まとまりのある内容を執筆できるように指導します。

Paper 2対策

Paper2では、今までに学んだ作品についてエッセイを執筆します。できるだけ多くのpast paperに取り組み、できるだけ多くのエッセイを書くようにしましょう。また、授業で取り扱った作品を様々な視点から見直し分析することが重要なため、より深く分析できるよう経験豊富な講師たちがサポートします。

IO対策

Finalの少し前に締め切りがあるため、IOを早めに完成させておかないと十分なFinal対策ができなくなってしまいます。そのためにオンライン家庭教師WAM IBコースでは早い段階からIOのサポートを行います。経験豊富な講師陣が丁寧に指導しますので、時間にゆとりをもってIOを完成させ、高得点を狙うことがでます。

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