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2026.05.26

IB生におススメの海外大工学部10選


IB生におすすめの海外大学工学部10選|世界トップ大学から注目の理工系大学まで

近年、IB(International Baccalaureate)を履修した学生が海外大学の工学部へ進学するケースが増えています。

IBは、探究型学習や論理的思考、研究・分析力を重視した教育プログラムであり、理工系分野と非常に相性が良いカリキュラムです。特に海外大学では、IBスコアを明確な出願基準として評価する大学も多く、IB生にとって有利な進学ルートの一つとなっています。

一方で、海外大学の工学部を目指す際には次のような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

  • IB何点あれば海外の工学部に進学できるのか
  • 世界的に評価の高い工学系大学はどこなのか
  • 国によって教育内容や研究環境はどう違うのか
  • 将来エンジニアとして活躍するためにはどの大学を選ぶべきか

世界には、最先端の研究設備を持つ大学や、実践的な工学教育に強い大学など、さまざまな特徴を持つ工学部があります。

そこでこの記事では、世界大学ランキングや研究環境、IB生との相性などを踏まえながら、「IB生におすすめの海外大学工学部10選」を紹介します。

世界トップクラスの研究大学から、国際的な環境で工学を学べる大学まで、IB生にとって魅力的な大学を分かりやすく解説します。

IB生が海外大学の工学部に強い理由

IB生が海外大学の工学部に進学しやすいと言われる理由の一つは、IBのカリキュラム自体が大学レベルの学びに近い構成になっていることです。

IBでは次のような力が重視されます。

  • 数学・理科の高度な理解(HL科目)
  • 探究型の研究課題(IA・EE)
  • 論理的思考と分析力
  • 英語でのレポート作成能力

これらは、海外大学の工学部で求められる能力と非常に近いものです。

特に工学分野では、単なる知識の暗記ではなく、問題を発見し、データを分析し、解決策を導く力が重要になります。IBで培った探究力や研究経験は、大学の研究活動やプロジェクト型授業でも大きな強みになります。

また、IBは世界的に認知された教育プログラムであるため、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダなど多くの国でIBスコアを基準とした出願条件が設定されています。

そのため、IB生は自分のスコアに合わせて、世界中の大学の中から進学先を選ぶことができるというメリットがあります。

それでは、IB生におすすめの海外大学工学部10選を紹介していきます。

世界トップレベルの研究大学から、実践的な工学教育で評価されている大学まで、IB生が注目すべき大学を詳しく見ていきましょう。

1.University of Sheffield(イギリス)

■ 基本情報

所在地:イングランド・サウスヨークシャー地方(イギリス)
履修期間:4年間(ファウンデーションコース1年+学士課程3年)
出願時期:9月より出願開始(UCAS)

■ 大学の特徴

シェフィールド大学は、イギリスを代表する研究大学の一つであり、世界的にも高い評価を受けている名門大学です。イギリスの研究系大学グループであるラッセル・グループに加盟しており、特に工学分野では非常に高い評価を得ています。

Times世界大学ランキングでは工学系分野で上位に位置しており、世界中から優秀な学生や研究者が集まっています。また、これまでに多くのノーベル賞受賞者を輩出していることでも知られています。

大学のあるシェフィールドは、イギリス国内で「学生都市ベスト3」に選ばれるほど学生に人気の都市で、活気があり生活しやすい環境も魅力の一つです。

■ IB出願条件

総合得点:38点以上

必須条件

  • Mathematics HL:6以上
  • Physics / Chemistry / Biology のいずれか:6以上

工学部では特に数学と理系科目の成績が重視されるため、HL科目での高得点が求められます。

■ 英語要件

以下のいずれかを満たすこと:

IELTS

  • overall 7.0
  • 各セクション 6.5以上

TOEFL iBT

  • overall 95
  • Listening 21 / Reading 22 / Speaking 23 / Writing 22

IB英語科目での代替条件

  • English A(Language & Literature):4以上
  • English A(Literature):4以上
  • English B:SL 6 または HL 5

■ WAM’s アドバイス

シェフィールド大学は、工学分野で非常に評価の高い大学であり、世界中から優秀な学生が集まります。そのため、出願条件を満たすだけでなく、数学や理系科目で安定した高得点を取ることが重要です。

IB生が工学部を目指す場合は、HL科目の選択やスコア戦略を早い段階から考え、計画的に準備を進めましょう。

また、海外大学進学では出願書類や英語試験、IB課題(IA・EEなど)の両立も必要になるため、早めの情報収集と準備が合格への鍵となります。

2.Trinity College Dublin(アイルランド)

■ 基本情報

所在地:ダブリン・カレッジグリーン(アイルランド)
履修期間:4年間
出願時期:11月より出願開始

■ 大学の特徴

トリニティ・カレッジ・ダブリンは、アイルランドを代表する名門大学であり、国内トップの大学として広く知られています。また、ブリテン諸島で最も歴史のある大学7校のうちの一つでもあります。

これまでに物理学者でノーベル賞受賞者のアーネスト・ウォルトンや、文学者として世界的に知られるオスカー・ワイルドなど、多くの著名人を輩出しています。

大学の象徴ともいえるトリニティ・カレッジ図書館(Long Room Library)は、その美しい建築で知られ、観光スポットとしても世界中から多くの人が訪れます。

大学のあるダブリンはアイルランドの首都であり、フレンドリーで活気のある都市です。治安も比較的良く、留学生にとって生活しやすい環境が整っています。

■ IB出願条件

総合得点:30点以上

科目条件

  • HL科目:5以上
  • SL科目:4以上

※特に工学分野では数学の成績が重視されるため、高いスコアを取得しておくことが望ましいとされています。

■ 英語要件

以下のいずれかを満たすこと:

IELTS(Academic / Indicator)

  • overall 6.5
  • 各バンド 6.0以上

TOEFL iBT

  • overall 90
  • 各セクション 21以上

IB英語科目での代替条件

  • English A1 / A2 / B(SL)で4以上

■ WAM’s アドバイス

トリニティ・カレッジ・ダブリンは、アイルランド国内トップクラスの大学であり、ヨーロッパでも高い評価を受けている大学です。工学分野を目指す場合は、特に数学や理系科目の成績を高く維持することが重要になります。

また、ダブリンは生活環境が良い一方で、日本と比べて物価が高い傾向があります。留学を検討する際には、奨学金制度や費用計画についても事前に調べておくと良いでしょう。

海外大学の工学部を目指すIB生は、IBスコアの管理や英語試験対策、出願準備を早めに進めることが合格への近道になります。

3.Technical University of Munich(ドイツ)

■ 基本情報

所在地:ミュンヘン(ドイツ)
履修期間:3年間
出願期限:5月31日まで

■ 大学の特徴

ミュンヘン工科大学(Technical University of Munich / TUM)は、ドイツ第3の都市ミュンヘンに位置する世界的に評価の高い公立大学です。ドイツ政府の研究支援制度であるエクセレンス・イニシアティブに指定された「エリート大学」の一つであり、ヨーロッパでもトップクラスの工科系大学として知られています。

これまでに19人のノーベル賞受賞者を輩出しており、研究力の高さでも国際的に高い評価を得ています。

世界大学ランキングでも上位に位置しており、2023年のTHE世界大学ランキングでは世界30位(工学分野20位)、QS世界大学ランキングでは世界49位にランクインしており、いずれもドイツ国内ではトップクラスの評価を受けています。

■ IB出願条件

総合得点:30点以上

※学部やプログラムによって追加条件が設定される場合があります。

■ 英語要件

以下のいずれかを満たすこと:

IELTS

  • overall 6.5

TOEFL iBT

  • overall 88

■ その他の条件

  • IBでGerman AをHLで履修、または
  • ドイツ語に関する資格の取得

※ドイツの大学は独自の入学制度があるため、出願前に入学資格や言語条件を十分に確認することが重要です。

■ WAM’s アドバイス

ミュンヘン工科大学はヨーロッパを代表する工学系大学の一つであり、研究レベルの高さや国際的評価の高さから世界中の優秀な学生が集まります。

一方で、ドイツの大学は独自の入学制度があるため、大学入学資格(Hochschulzugangsberechtigung)や言語条件などを事前に確認することが非常に重要です。また、多くの授業がドイツ語で行われるため、出願を考えている場合は語学準備も早めに進めておきましょう。

IB生がヨーロッパの工学系大学を目指す場合は、数学・理系科目の成績に加えて、言語条件や出願制度の理解を含めた計画的な準備が必要になります。

4.Queensland University of Technology(オーストラリア)

■ 基本情報

所在地:ブリスベン(オーストラリア東部・クイーンズランド州)
履修期間:4年間

■ 大学の特徴

クイーンズランド工科大学(QUT)は、オーストラリアの主要都市ブリスベンにキャンパスを構える大学で、120以上の国から留学生が集まる国際色豊かな大学として知られています。

メインキャンパスはブリスベン市内から徒歩圏内に位置しており、通学のしやすさや生活環境の良さも魅力の一つです。

QUTは産業界との結びつきが強く、地元企業との共同研究やインターンシップなど、実践的な教育環境が整っています。そのため、在学中から将来のキャリアを意識した学びを進めることができる点が特徴です。

■ 大学の特徴(データ)

  • Times世界大学ランキング 同率201位(オーストラリア同率11位)
  • 1965年創立(前身は1849年創立のブリスベン芸術学校)
  • クイーンズランド州最大規模の大学
  • ビジネス・教育・美術・工学分野で高い評価

■ IB出願条件

総合得点:28点以上

英語条件(IB科目)
以下のいずれかを満たすこと:

  • English A Language & Literature
  • English A Literature
  • English B

HL:3以上
SL:4以上

■ 英語要件

以下のいずれかを満たすこと:

IELTS

  • overall 6.5
  • 各セクション 6.0以上

TOEFL iBT

  • overall 79
  • Reading 16以上
  • Listening 16以上
  • Speaking 18以上
  • Writing 21以上

■ WAM’s アドバイス

QUTは実践的な教育を重視する大学として知られており、産業界との連携が強い点が特徴です。特に工学分野では、実務に近いプロジェクトや企業との共同研究を通して、実践的なスキルを身につけることができます。

また、ブリスベンはオーストラリアでも生活環境の良い都市として知られており、留学生にとって生活しやすい環境が整っています。

IB生がオーストラリアの工学系大学を目指す場合は、IBスコアに加えて英語条件を満たす必要があります。出願準備や英語試験対策、IB課題との両立などを含め、早めに計画を立てて準備を進めていくことが重要です。

5.Princeton University(アメリカ)

■ 基本情報

所在地:アメリカ・ニュージャージー州プリンストン
履修期間:4年間
出願期限:1月1日

■ 大学の特徴

プリンストン大学は、1746年に創立されたアメリカ屈指の名門大学であり、ハーバード大学やイェール大学などと並ぶアイビーリーグ(Ivy League)の一校です。全米でも4番目に古い歴史を持つ大学として知られています。

学生数は約1万人弱と比較的小規模ですが、その分教育の質が高く、特に数学・物理などの理系分野やリベラルアーツ教育において世界的に高い評価を受けています。

これまでに多くのノーベル賞受賞者やアメリカ大統領を輩出しており、学術研究と教育の両面で世界トップクラスの大学です。

また、広大で美しいキャンパスは公園のように整備されており、アメリカでも特に美しい大学キャンパスの一つとして知られています。

■ IB出願条件

特定のIBスコア基準は設定されていません。

ただし、合格者の多くは非常に高い学業成績を持っており、IB生の場合もHL科目で高得点を取得していることが望ましいとされています。

■ 英語・試験要件

SAT(またはACT)

  • 受験が必須

英語試験

  • TOEFL
  • IELTS

などのスコア提出が必要です。

■ WAM’s アドバイス

プリンストン大学は世界トップクラスの大学であり、非常に競争率の高い大学の一つです。IBスコアだけでなく、SATスコアや課外活動、エッセイ、推薦状など総合的な評価で合否が決まる点が特徴です。

また、年間の学費は約57,000ドル(約840万円)と高額なため、出願を検討する際には奨学金制度や学費支援制度についても事前に調べておくことが重要です。

アメリカのトップ大学を目指すIB生は、学業成績に加えて課外活動や研究経験なども含め、早い段階から計画的に準備を進めていきましょう。

6.National University of Singapore(シンガポール)

■ 基本情報

所在地:シンガポール(シンガポール)
履修期間:3年間
出願期限:2月5日

■ 大学の特徴

シンガポール国立大学(NUS)は、アジアを代表する名門大学の一つであり、世界大学ランキングでも常に上位に位置する大学です。アジアの大学ランキングでは東京大学を上回りトップにランクインすることもあるなど、国際的に高い評価を受けています。

アメリカの名門大学であるイェール大学との共同教育プログラムなど国際的な教育連携も進んでおり、世界中から優秀な学生が集まります。また、これまでに首相や大統領など多くの政治・社会分野のリーダーを輩出している大学としても知られています。

アジアのハブ都市であるシンガポールに位置していることから、研究環境やビジネス環境にも恵まれており、特に理工系分野では世界トップレベルの教育を受けることができます。

■ IB出願条件

明確なIBスコアの基準は公開されていません。

ただし、工学系プログラムでは以下の科目が重視されます。

  • Mathematics AA HL(推奨)
  • Physics HL程度の知識

※基準に満たないと判断された場合、Bridging Course(補習課程)の履修を求められる場合があります。

■ 英語要件

以下のいずれかを満たすこと:

IELTS

  • overall 6.5以上
  • Reading / Writing 6.5以上

TOEFL iBT

  • 93点以上

■ WAM’s アドバイス

NUSはアジアトップクラスの大学であり、特に留学生にとっては非常に競争率の高い大学です。留学生の合格率は約5%程度とも言われており、世界中の優秀な学生が出願します。

そのため、IBスコアだけでなく、数学や理系科目の高い成績、英語力、課外活動などを含めた総合的な準備が必要になります。

また、年間の学費は約430万円程度とされていますが、生活費なども含めた留学費用を考慮し、奨学金制度なども含めて計画的に準備を進めることが重要です。

7.Massachusetts Institute of Technology(アメリカ)

■ 基本情報

所在地:アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ
履修期間:4年間
出願期限:1月1日

■ 大学の特徴

マサチューセッツ工科大学(MIT)は、世界を代表する理工系大学の一つであり、科学・工学分野では常に世界トップレベルの評価を受けています。

1861年に創立された名門研究大学で、これまでに100人以上のノーベル賞受賞者を輩出しており、工科大学としては世界最多とされています。

MITの教育は研究と実験を重視する実践的なスタイルが特徴であり、大学のモットーである “Mind and Hand(知性と実践)” はその理念を象徴しています。

世界大学ランキングでも常に上位にランクインしており、革新的な研究環境と最先端の教育を受けられる大学として世界中の学生が目指すトップ大学の一つです。

■ IB出願条件

特定のIBスコア基準は設定されていません。

ただし、MITは非常に競争率の高い大学であり、合格者の多くは数学・理系科目を中心に非常に高い学業成績を持っています。IB生の場合も、HL科目で高得点を取得していることが望ましいとされています。

■ 英語・試験要件

SAT(またはACT)

  • 受験が必須

英語試験

TOEFL

  • minimum 90
  • recommended 100

IELTS

  • minimum 7.0
  • recommended 7.5

■ WAM’s アドバイス

MITは世界大学ランキングでも常にトップレベルに位置する大学であり、入学難易度は非常に高いことで知られています。

年間の学費は約56,000ドル(約820万円)と高額であるため、出願を検討する際には奨学金制度なども含めた費用計画を立てることが重要です。

また、MITでは学業成績だけでなく、研究活動、プロジェクト経験、課外活動、エッセイなどを含めた総合的な評価で合否が判断されます。IB生が出願する場合も、HL科目の高得点や数学・理系分野での強い実績を示すことが重要になります。

8.Imperial College London(イギリス)

■ 基本情報

所在地:ロンドン(イギリス)
履修期間:4年間(ファウンデーションコース1年+学士課程3年)
出願期限:10月15日(UCAS)

■ 大学の特徴

インペリアル・カレッジ・ロンドンは、イギリスを代表する理工系大学の一つであり、世界トップクラスの研究大学として知られています。

1907年に創立された名門大学で、オックスフォード大学・ケンブリッジ大学などと並び、イギリスの研究大学グループであるゴールデントライアングル(英国版アイビーリーグ)を構成する大学の一つです。

メインキャンパスはロンドン中心部のサウスケンジントンに位置しており、世界中から優秀な学生や研究者が集まる国際的な環境が整っています。

理工系分野やビジネス分野で特に高い評価を受けており、これまでに多くのノーベル賞受賞者を輩出していることでも知られています。

Times世界大学ランキングでは世界9位(イギリス3位)にランクインしており、世界屈指の工学教育・研究環境を持つ大学です。

■ IB出願条件

総合得点:40点以上

必須条件

  • Mathematics HL:7
  • Physics HL:7

※理工系学部では数学と物理の成績が特に重視されます。

■ 英語要件

以下のいずれかを満たすこと:

IELTS

  • overall 7.0
  • 各セクション 6.5以上

TOEFL iBT

  • overall 100
  • 各セクション 22以上

IB英語科目での代替条件

  • English A(Language & Literature):4以上
  • English A(Literature):4以上
  • English B:SL 6 または HL 5

■ WAM’s アドバイス

インペリアル・カレッジ・ロンドンは世界的にも非常に人気の高い大学であり、世界中の優秀な学生が出願するため、入学競争は非常に激しくなります。

そのため、大学が提示している最低基準を満たすだけでなく、数学や物理などのHL科目で高いスコアを取得しておくことが重要です。また、英語試験のスコアや出願書類の準備も含め、早い段階から計画的に準備を進める必要があります。

IB生がイギリスのトップ工学系大学を目指す場合は、IB科目選択やスコア戦略、出願準備を含めた長期的な計画を立てて進めていくことが合格への近道となります。

9.ETH Zurich(スイス)

■ 基本情報

所在地:チューリッヒ(スイス北部・チューリッヒ州)
履修期間:3年間

■ 大学の特徴

ETHチューリッヒ(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)は、スイスを代表する世界トップクラスの理工系大学です。1855年に創立された国立工科大学で、ヨーロッパでも屈指の研究大学として知られています。

Times世界大学ランキングでは世界11位(スイス1位)にランクインしており、工学分野では特に高い評価を受けています。これまでに多数のノーベル賞受賞者を輩出しており、学生数は約2万人と世界中から優秀な学生が集まる国際的な大学です。

また、物理学者として有名なアルベルト・アインシュタインの母校としても知られています。

■ IB出願条件

総合得点:38点以上(ボーナスポイント除く)

HL必須科目(3科目)

  • Mathematics AA HL または AI HL
  • Physics HL / Chemistry HL / Biology HL のいずれか
  • Language A HL

SL必須科目(以下から3科目)

  • Physics
  • Chemistry
  • Biology
  • Geography
  • History
  • Economics
  • Business Management
  • Computer Science
  • Further Language(1科目のみ)

■ 英語要件

特定の英語試験スコアの提出が求められる場合がありますが、ETHチューリッヒでは多くの学部で授業がドイツ語で行われるため、英語よりもドイツ語能力が重視されます。

■ その他の条件

3月31日までに以下いずれかの提出が必要

  • Goethe-Zertifikat C1(平均80点以上)
  • Goethe-Zertifikat C2(全セクション合格)

※授業がドイツ語で行われるため、高いドイツ語能力が必須となります。

■ WAM’s アドバイス

ETHチューリッヒは世界トップクラスの工科大学であり、数学や理系科目で非常に高い学力が求められます。

一方で、スイスの大学は欧米の大学と比較すると学費が比較的安いことが多く、奨学金制度も充実しています。返済不要の奨学金制度もあるため、出願を検討する場合は事前に確認しておくとよいでしょう。

また、多くの授業がドイツ語で行われるため、出願を目指す場合は1~2年程度の準備期間を設けてドイツ語を習得することが重要です。長期的な計画で準備を進めることで、世界トップレベルの工学教育を受けるチャンスが広がります。

10.Delft University of Technology(オランダ)

■ 基本情報

所在地:デルフト(オランダ)
履修期間:3年間
出願期限:1月15日

■ 大学の特徴

デルフト工科大学(TU Delft)は、オランダで最も古く、最も著名な工科大学として知られています。ヨーロッパでもトップクラスの理工系大学の一つであり、世界の科学技術分野を牽引する大学として国際的に高い評価を受けています。

THE世界大学ランキングやQS世界大学ランキングにおいても、科学技術分野で常に上位に位置しており、航空宇宙工学や機械工学、土木工学など多くの工学分野で世界トップレベルの研究環境を提供しています。

世界中から優秀な学生や研究者が集まる国際的な大学であり、最先端の研究設備と実践的な教育を受けられる環境が整っています。

■ IB出願条件

総合得点:30点以上

必須科目

  • Mathematics AA HL
  • Physics HL

工学系学部の多くでこれらの科目が必須となっており、IBの科目選択段階から計画的に準備を進める必要があります。

■ 英語要件

以下のいずれかを満たすこと:

IELTS(Academic)

  • 各セクション 7.0以上

TOEFL iBT

  • overall 100
  • 各セクション 21以上

英語試験免除条件
以下のいずれかに該当する場合は英語試験が免除される場合があります。

  • 英語で授業が行われたIBディプロマプログラムを履修している
  • IBで English A HL を履修している

■ WAM’s アドバイス

デルフト工科大学は世界トップクラスの工科大学の一つであり、入学基準も非常に厳しいことで知られています。特に工学分野では数学と物理の理解が重視されるため、Math AA HLとPhysics HLで高い成績を取得することが重要です。

IB生が出願を目指す場合は、科目選択の段階から戦略的に準備を進め、理系科目でトップクラスの成績を目指す必要があります。また、英語試験や出願書類の準備なども含め、長期的な計画を立てて取り組むことが合格への近道となります。

まとめ|IB生にとって最適な海外大学工学部の選び方

海外大学の工学部には、MITやETHチューリッヒのような世界トップレベルの研究大学から、実践的な工学教育に強い大学まで、さまざまな特徴を持つ大学があります。

また、国によって入学制度や求められる条件も異なり、

  • 数学や物理などの理系科目の成績
  • 英語試験や標準試験(SATなど)
  • 出願書類やエッセイ
  • 言語条件(ドイツ語など)

といった要素を総合的に準備する必要があります。

そのため、海外大学の工学部を目指す場合は、IBの科目選択やスコア戦略の段階から計画的に準備を進めることが非常に重要です。

特に工学分野では、Math AA HLやPhysics HLなどの理系科目の成績が重視される大学が多いため、IBの学習計画を早めに立てることが進学成功の鍵になります。

海外大学の工学部を目指すIB生へ

海外大学進学を目指すIB生は、

  • IB科目のスコア対策
  • IA・EEなどDP課題との両立
  • 英語試験対策
  • 出願スケジュール管理

など、やるべき準備が非常に多くなります。

特に工学系大学では、数学や理科の理解を深めながらIB課題にも取り組む必要があるため、早い段階から計画的に学習を進めることが重要です。

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