先輩たちは、何に悩み、
どう乗り越えたか。

IB認定校で実際に学んだ先輩にDP期間中の本音を聞きました。
きれいごと抜きで、つまずいた場所と、そこからの抜け出し方をそのままお届けします。

「困った」を、隠さずに聞きました

数学が苦手だった人、エッセイの書き方がわからなかった人、英語の壁にぶつかった人。
IB認定校で実際に学んだ先輩に「①DP期間に困難だったこと」「②どう対応したか」「③DP前にやっておけばよかったこと」「④これからDPに入る生徒へのアドバイス」を聞いた回答を、編集を加えずそのまま掲載しています。

01

科目:数学・物理・歴史

MathematicsPhysicsHistory

DP期間に困難だったこと

数学:専門用語などが慣れていなかったのに苦労した。証明の問題など文で説明するところがある数学の問題には苦労した。物理:教科書などの英語の微妙なニュアンスの違いを拾うのに苦労した。学ぶ内容が多く予習復習のバランスをたもつのが難しかった。歴史:エッセイ科目であるためにエッセイの書き方、英語の使い方などを一から学ばなければいけなかった。資料分析の問題はやったことがなかったこともあり相当難しかった。

その困難にどう対応したか

数学や物理の英語の不十分さからくるものは本当に演習を重ねることで慣れさせていった。物理は特に教科書を三回は少なくとも読み返し、自分のノートに要点をまとめて徹底した理解に努めた。歴史に関しては、教科書は本当に4回以上ノートにまとめて知識を固めていった。考えられるエッセイの問題を自分で考えて毎日ひとつエッセイを書いて先生に添削してもらうことで実践的に慣らしていった。

DP前にやっておけばよかったこと

今の自分に合うレベルの専門用語などは頭に入れておくといいと思います。理系科目は教科書をしっかり理解したうえで復習を何度もしながら学習習慣を身に着けていくことが一番大切だと思います。勉強の仕方が身についた後は繰り返しやるだけなので、習慣をつけるのが早ければ早いほどいいと思います。

これからDPに入る生徒へ

DPに入ってから自分に合った勉強の仕方を模索している状態だとすぐに取り残されてしまう可能性があります。一度後れを取ると、教科がとても多い分取り返すのには時間も労力も要します。コツコツと深く理解をしながら進めていくのが一番の秘訣だと思います。

02

科目:日本語・英語・経済

JapaneseEnglishEconomics

DP期間に困難だったこと

IAやEEのデッドラインが重なる期間はスケジュール調整に苦労した。日本語、英語、経済等の文系科目は理系科目と違って、自分で成長を実感することが難しいから、勉強していてこれでいいのかっていう不安があった。Year 2の時にYear 1で勉強したことを結構忘れていた。

その困難にどう対応したか

タスクが多いときは、とりあえず簡単なものからでもいいから手をつけることが大事。文系科目についてはChat GPT等のAIを活用して、採点をしてもらうなどして、自分の立ち位置をある程度把握できるようにしていた。

DP前にやっておけばよかったこと

コツコツ勉強する習慣を身に付けることが大事だと思う。早い段階から行きたい国の大学の募集要項を調べておいたほうがいい。自分は予習復習をあまりしていなく、校内のテスト前の時にテスト範囲の内容だけを勉強していたので、Year 2の時にYear 1で勉強した範囲をあまり覚えていなかった。

これからDPに入る生徒へ

まだ志望校はあまり決まっていないかも知れないが、日本の大学にしろ海外の大学にしろ、募集要項をある程度下調べすることをおすすめする。IBで一番大事なのは教科選択だと思っているので、しっかりと大学の要項を確認した上で、後悔のない教科選択をしてほしい。IBは言われてるほど大変ではないと思っているので、物怖じせずに頑張ってほしい。

03

科目:国語(Japanese A)・歴史

Japanese A HLHistory HL

DP期間に困難だったこと

国語HL:Paper1とPaper2で文章の書き方やルーブリックで求められることがかなり違うこと。Paper1では適切な言語使用や分析の語彙を使いながら作者の意図をできる限り詳しく読み取る必要があり、Paper2では作品全体を通して何を伝えたいのかを抽象化して述べる必要がある。そのバランス感覚を養うことは非常に困難だった。歴史HL:覚える時代・出来事・用語を大きな歴史の流れの中で捉えることが難しい。時間制限も厳しく、設問に対してある程度の量を書くことが求められる。

その困難にどう対応したか

ルーブリックの理解については、自分が高得点を獲得した答案や提供された答案とルーブリックを照らし合わせながら何が評価されているのかを分析するのが効果的だった。設問を理解し実際に書いていくときには、それまでの答案の中で使える「型」を見出して、最初の書き出し方を習慣化させることが大事だと思う。

DP前にやっておけばよかったこと

基本的な漢字の練習と、授業で取り組んだ小説や文章を漫然と読まずに専門的な語彙を使って分析してみること。漢字がものすごく苦手であったため、その勉強にも時間を取られた。分析に必要な語彙も理解していなかったので、DPが始まってから覚えるのも時間を取られた。

これからDPに入る生徒へ

DPの期間は国語・歴史だけでなく四教科それぞれIAにも取り組まないといけないため時間がない。暗記に時間を使うのは非常にもったいなく、書くことに重点をおいて勉強した方がスコアが伸びる。自分の弱点を分析し、目標を定めて効率よく勉強しよう。

04

科目:国語・数学・化学・歴史

JapaneseMathChemistryHistory

DP期間に困難だったこと

Japanese:IA口述試験でスムーズに話すというのが難しかった。最初はたくさんの文献書籍を読むのが困難だと感じていた。Math:最も苦手科目だったので多くの面で苦戦した。Final Examでは関数電卓を用いて解く必要があり、極めて応用的な内容に苦戦した。Chemistry:IAでは自身で実験デザインを行う必要があり、化学の知識が希薄だった私には構想を練る段階でとても苦戦した。History:IAエッセイではテーマ設定にとても時間を要した。テストでは長文を数時間単位で書く必要があり、体力や集中力にすごく負荷がかかった。

その困難にどう対応したか

Japanese:戯曲や詩などの形式ごとに分析プロセスをまとめておく。Math:公式を覚えるより、公式をいかに使うのかを重視する。Chemistry:過去問例などに触れて解答プロセスを流れで覚える。History:時代や革命、戦争などをまとまりで覚える。全科目共通:興味関心のあることや疑問は必ず書きとめておく。浅く広く学ぶ意識で時間を大切にする。

DP前にやっておけばよかったこと

興味関心や疑問を蓄積しておく。さまざまな分野の本を読む。疑問や関心は長期的な研究や課題レポートを執筆する際の大きな動力源になるため。

これからDPに入る生徒へ

あまり学問領域にとらわれず学際的に学べるという意識をもって取り組んでほしいです。とにかく時間と体力との勝負なので、レポートなどの内容にこだわりながらも効率を重視してみてください。

05

科目:文系科目全般・TOK

Essay科目IA / EETOK

DP期間に困難だったこと

①シラバスにおける採点基準の解釈(文系科目)②エッセイの組み立て方の習得(エッセイ科目やIA、EE)③英語でのディスカッションに慣れること(英語で教えられる科目と、特にTOK)

その困難にどう対応したか

①成績が良かったDP生(先輩等)の答案を参考にし、シラバスと対応させる。②教師に過去問を採点してもらい、繰り返し構成に関する指導を受けた。EEやIAではAIで構成を調整してから書いた。③放課後に教師と英会話練習を行ったり、各授業の生徒同士の討論から英語で行う練習をしたりした。

DP前にやっておけばよかったこと

各科目の専門用語を英語で覚える。根拠に基づいた主張を行うためのライティングやスピーキングを意識して練習する。DP開始前に一般的な高校教育を受けている生徒にとって、原語の壁は専門用語と論方の部分で最も高くなると感じた。どちらもDPで点数を取るために必要になる。

これからDPに入る生徒へ

学校の先生から出される課題の質を上げるよりも、先にIA・EEを優先したほうが後々試験勉強がはかどる。DPでは場合によっては日本の大学より海外大学への方が進学しやすくなってしまうので、国外志望の方は注意してほしい。

06

科目:Biology・Chemistry・English A・Japanese A

BiologyChemistryEnglish AJapanese A

DP期間に困難だったこと

①学習へのモチベーションを維持すること:Biologyでは途中から自身の関心領域から離れた内容を扱うようになり、学習意欲が低下してしまった時期もあった。②正解が一つではない科目への対応:English AやJapanese Aでは先生によって指導方針や重視する観点が異なり、何が正解なのか分かりにくかった。③自分に合った学習方法を確立すること:科目ごとに求められる能力が異なるため、自分に合った学習方法を見つけることに苦労した。

その困難にどう対応したか

①単元終了ごとにKognityを活用して自分にテストを課し、理解度を数値化。長期的な目標だけでなく短期的な目標を設定することで成長を可視化しながら学習を継続できた。②先生やクラスメイトとの議論を積極的に行い、なぜ納得できるかを言語化することで自身の考えを整理した。③ChemistryやBiologyでは知識を説明したり問題演習を繰り返したりしてアウトプットの機会を増やした。Math AA HLでは頻出問題の解法を整理し、効率的に復習できる仕組みを作った。

DP前にやっておけばよかったこと

①中学校の義務教育までの基礎的な知識をきちんと定着させておくこと。②英語のアカデミックな文献に触れておいたこと。実際にDPに入ってから知識を繋げて学習を効率化させたり、応用したりする上でかなり生きた力だと考えている。

これからDPに入る生徒へ

始まる前から必要以上に不安になったり、身構えたりする必要はないと思います。少しずつ前に進むことを目標に、自分に必要な力は何かを常に考えながら学習に励んで欲しいです。

07

科目:Chemistry・Math・Physics・CAS/EE/IA全般

ChemistryMathCAS / EE / IA

DP期間に困難だったこと

1つ目:日本にいた期間が長く、科目としての英語以外でも言語的な壁があったこと。2つ目:HL科目(特にChemistry・Math)を理解し、しっかりテストで高得点をマークすること。3つ目:CAS、EE、IA、テスト勉強を両立すること。

その困難にどう対応したか

1つ目:BBCのArticleやPodcastを聞いてVocabularyを増やし、Listeningの練習をした。2つ目:予習の徹底とPast Paperを解く。苦手科目やHL科目のみを朝15〜30分かけて予習するだけで授業の理解度に差が出る。3つ目:通学時の電車やバスでできそうな作業は済ませる。苦手な科目を放置しないことが大切。

DP前にやっておけばよかったこと

Essayを書く練習、Chemistry・Math・Physicsなどの理数系の科目を先に自分で進めておくこと。DPは本当にEssayを書くことが多い。理数系科目の先取りは、時間をかけて問題形式等に慣れることが大切なので触れておくとよい。

これからDPに入る生徒へ

やるべきことを放置しないこと。仮に勉強はできてもEE、TOKなどで失敗してDiplomaが取れなかった人も周りにいました。睡眠時間を減らすと効率が下がったり風邪をひいたりするので、健康であることを大事に、なるべく無駄なく日々の生活を過ごすことが大事だと思います。

08

科目:Japanese A・English A・History・Music

Japanese AEnglish AHistoryMusic IA

DP期間に困難だったこと

Japanese A及びEnglish Aに関しては、自身の解釈を言語化・文章化し、段落ごとにまとめることに苦戦した。Historyに関しては、知識があることを前提に政策等に対する分析を行う必要があり、膨大な量の事実を理解・暗記することに苦戦した。Musicに関しては人口が少ないことから良いIAを見つけることに苦戦し、ルーブリックを見ても何をすれば点数が上がるのかが明瞭に理解できず苦労した。

その困難にどう対応したか

Japanese A及びEnglish Aは一週間に三回ほど過去問を解き、どのような思考回路が最適解なのかを考えたことで自然と分析力と書き方を習得できた。HistoryはNetflixやYoutubeで解説動画やドキュメンタリー、再現ドラマを見ることで「楽しく」覚えることに注力した。MusicではIAをMusic Departmentの先生全員に添削してもらい、可能な限り多くの意見を取り入れながら完成させた。

DP前にやっておけばよかったこと

Grade 7から10でMYPを経験した。プレゼンテーションやエッセイを日常のようにこなしていたことが、信頼できる文献を利用したIA作成に役立ったと思う。書き方が全く分からない状態からDPを始めたわけではなかったため、最低限分かったうえでDPで点数が上がるエッセイの書き方を習得できたのは、基礎があっての発展として良い学びになった。

これからDPに入る生徒へ

提出期限の一週間前にすべて終わらせることをおすすめします。IAが毎日提出になる週も稀にあるため、ためてしまうと後々雑なIAとして提出してしまうことになります。時間に余裕をもって提出する心がけでいると、仮に提出後に修正したい箇所が見つかったとしても修正ができます。

09

科目:Physics・TOK・EE(物理)

Physics HLEE(物理)TOK

DP期間に困難だったこと

EE(物理):初めての課題研究の活動だったので時間管理を行うことがとても難しかった。研究テーマの設定、研究計画、仮説の設定など全ての工程において自分が予想していた以上に時間がかかった。物理HL:単位の書き方や出題される問題の傾向が日本の教育とは少し異なっていたため慣れるまでは難しかった。TOKエッセイ:突き詰めれば突き詰めるほど新たな穴や疑問が生まれてくるので100時間くらいエッセイに費やした。

その困難にどう対応したか

EE(物理):リサーチクエスチョンを早い段階で具体化させ、仮説を明確に立てるようにした。実験計画を立てる段階で全ての工程や準備物を論文に書き始め、PowerPointを使って図も作った。物理HL:普段の授業や過去問を解いていく中でIBの出題傾向や方式に慣れてきた。2年生の3月くらいに急に成績が上がった。TOKエッセイ:とにかく時間を費やし、他のIB生とお互いにフィードバックをし合った。

DP前にやっておけばよかったこと

特色入試で高校に入学しており、そこで小論文や複雑な問題を解く練習を行なっていたことがIBに活かされたと思っている。英語力が足りなかったので、英語の力、特にリスニングスキルはなるべく伸ばしておいた方がいいと思う。

これからDPに入る生徒へ

理系のDPコースがない学校が多いと聞いたので、理系の進路に進む可能性がある生徒はそこを確認しておくべきだと思う。課題がかなり多いので、スポーツなど他に打ち込みたいものがある人は気をつけたほうがいいかもしれない。

10

科目:Mathematics AA HL・Psychology・Business Management

Math AA HLPsychologyBusiness Management

DP期間に困難だったこと

IBDPでは理系科目(Math AA HL・Chemistry HL)の単元数が非常に多く、授業の進度が速かったことが最大の課題だった。Psychologyは単元数こそ少ないものの専門用語の暗記量が膨大で、限られた時間内で複数のエッセイを書き上げる必要があった。Business Managementでは複数の単元を横断した融合問題が頻出し、ある程度のクリエイティビティが試される点が難しかった。

その困難にどう対応したか

暗記科目では問題形式が限られている点を逆手に取り、あらゆる設問パターンを想定して対応可能なstudyを事前に準備した。内容の整理にはマインドマップを活用。Business Managementでは実生活での消費者の視点を取り入れることが効果的だった。理系科目では予習を最も重視し、授業はあらかじめ理解した内容を練習問題で定着させる場として位置づけた。

これからDPに入る生徒へ

IBDPの学習は教科書を暗記するような受動的なものでは決してありません。「なぜそうなるのか」という好奇心を持って物事の本質に迫ることが何よりも重視されます。IBDPは「何を知っているか」ではなく「どう考え、どう伝えるか」を徹底的に問うカリキュラムなのだと強く実感しています。

11

科目:EE・IA全般・Biology

EE / IABiology

DP期間に困難だったこと

1:EEとIAなどのエッセイ課題(テストのように回答が決まっておらず、いいIAやEEを知る必要があり何が得点につながるかがわかりづらかったため)2:IB生物(暗記する量がとても多く頻繁に復習をする必要があった)

その困難にどう対応したか

エッセイ系の課題は先生に頻繁にコミュニケーションを取ること。AIツールやサンプルを調べる。

DP前にやっておけばよかったこと

英語力の向上。授業や課題が全て英語となるため、英語を使えるようになることが重要だと思います。

これからDPに入る生徒へ

時間に気をつける。

12

科目:Mathematics AA HL・Chemistry HL・Biology SL

Math AA HLChemistry HLBiology SL

DP期間に困難だったこと

Mathematics AA HL:特にDP1年目では勉強の仕方や解答の書き方に苦戦し、思うような成績を取ることができなかった。範囲が広く授業の進度も非常に速いため単元を理解するのに苦労した。Chemistry HL:単元をしっかり理解しなければ点数を取ることが難しく、内容を理解するのに時間がかかった。Biology SL:暗記が得意ではない私にとって非常に苦戦した科目だった。覚えなければならない用語や内容が多く、長文問題もあったため理解しながら学習することに苦労した。

その困難にどう対応したか

Mathematics AA HL:理解できるまで講師や学校の先生に質問し、納得できるまで説明していただいた。同じ問題を繰り返し解いて知識を定着させた。Chemistry HL:すべてのトピックをしっかり理解するために基礎から丁寧に学習し、自分でノートをまとめた。Biology SL:図を描いたり、講師に流れや仕組みを詳しく説明していただいたりすることで理解を深めた。

DP前にやっておけばよかったこと

Grade 9修了後、IBDPに入る前に基礎知識をしっかり復習していたことが役立った。第一言語が英語ではない私は、すべてを日本語に翻訳して理解しようとするのではなく、英語のまま理解する力を身につけることを意識したことで、DPコースでは授業内容をよりスムーズに理解できるようになった。

これからDPに入る生徒へ

DPコースでは学習量が多く、授業の進度も速いため「分からないことをそのままにしない」ことが最も大切だと思います。特にMath AA HLやChemistry HLでは一つの単元の理解不足が次の単元にも影響するため、分からない部分は先生や講師に積極的に質問することをおすすめします。テスト前だけに勉強するのではなく、日頃から復習する習慣をつけることも重要です。

13

科目:Mathematics・Physics・Chemistry・English・Literature

MathPhysicsChemistryEnglish / Literature

DP期間に困難だったこと

困難だったのは、IBをどのように進めていけば最終試験で目標の点数を取ることができるのかを把握すること。Mathematicsでは応用問題や初見の難問に対してどの解法を組み合わせればよいか、その思考プロセスを掴むまでに時間がかかった。IAのテーマ決めと数学的な探究を論文として論理的に落とし込む作業にも苦戦した。Physicsや Chemistryでは膨大なシラバスの内容を正確に理解し暗記するだけでなく、問題の意図を素早く見抜いて計算や記述に繋げる点に苦労した。EnglishやLiteratureでは、テキストの背景にある社会的文脈や著者の意図、表現技法を深く分析し、それをエッセイとして論理的かつ説得力のある文に組み立てる点が最大の難関だった。

その困難にどう対応したか

まず先生に相談することが一番の方法だった。各科目の先生にどう勉強すれば点が取れるかを相談し、やることを明確にした。理系科目ではRevision Villageをとにかく解く方法や教科書の練習問題をたくさん解いた上で過去問を同時進行するといった方法を教えてもらった。文系科目では答えのない問いに対する執筆が多かったので、過去問のさまざまな問いに対して執筆し、先生にフィードバックをもらうということを繰り返した。

DP前にやっておけばよかったこと

文系科目に関しては、MYPの段階からレポート課題などは手を抜かずにやり、執筆する力を身につけておくことがDPでも活きてくる。理系科目に関しては中学校でやる内容も基盤となるため、とにかくMYPの段階の内容も復習することが重要。理系科目は基礎無くして応用はできないので、基礎固めだと思って集中して取り組むべき。

これからDPに入る生徒へ

とにかく先が見えない状態を作らないことです。わからない事があればすぐに詳しい人に尋ねることが結果的に高い成績につながると思います。IBをやっていく中では一人ではわからない事がたくさんあるので周囲の人をフル活用しましょう。そして自分の目標から論理的に逆算してしっかりと行動していきましょう。

14

科目:CAS・Group4(Biology / Computer Science)・EE

CASBiology / CSEE

DP期間に困難だったこと

CASで自分で企画した長期間のプロジェクトをやらなければならなかったこと、Group4の科目(Biology、CS)のテスト範囲が広くて復習が大変だったこと、EEである程度の長さになるようなトピックや研究内容を手探りで調べなければならなかったこと。

その困難にどう対応したか

CASの長期プロジェクトはクラスメイトと共同で行った。一人でやるより数倍やりやすかった。Group4のテストとEEはとにかく早めに取り掛かることが大切だと思った。

これからDPに入る生徒へ

DPに入ると時間が無かったので、中学(Grade7-9)で学んだ範囲で自信がない科目や分野を復習しておけばよかったと思いました。数学が苦手で、DPに入ってから中学校範囲を復習しましたが結局卒業まで数学は苦手でした。もっと早く始めておけばよかったと後悔しました。

15

科目:History(EE)・Biology・進学準備全般

EE(History)Biology IA海外大学進学

DP期間に困難だったこと

①EEを歴史で執筆したが、criteriaが理系教科と比べて不明瞭なうえ、納得のいくスコアがとれなかったこと。②BiologyのIAで先生が初めてIBを担当される方で、実験に1年以上の時間を割いてしまったこと。③個人的にはIB期間中一人暮らしをしていたため、メンタル面を自分でケアする必要があったこと。

その困難にどう対応したか

①対応しきれず納得ができないスコアになってしまった。歴史はやめておいた方がいいといろんな講師の方から言われたが、自分の興味で選んでしまったが故スコアは出なかった。②結果が分からないまま実験を始めてしまったので長引いてしまった。実験が必要になる理系の教科は終着点が見えているものを選ぶことが重要。③目標スコアを下げ、出願する大学を減らすことで対処した。本命と滑り止めの2校に絞り極限まで負担を減らした。

DP前にやっておけばよかったこと

英語資格(IELTS、TOEFL)を取得しておいた方が良かったと考えています。また、大まかに国内外の進学先を考えておくべきと感じています。海外大学で11月試験の場合、出願とFinal試験の期間が被ってしまうため、Finalの勉強をしながらIELTSのスコアを上げる必要があります。

これからDPに入る生徒へ

高いスコアを取ることももちろん重要ですが、私自身最終的な進学に一切IBでのスコアを必要としなかったため、満足のいく点数が取れなくても必ず進学先はあることをお伝えしたいです。

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